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リモートワークとこれから

こんにちは

生活支援員の高桑です。

 

「リモートワークとこれから」のお話しです。

 

全世界を恐怖で襲った新型コロナは、人々の不安と
命の危険を持ち込み今も勢いこそ衰えたものの、猛威
を奮っています。

うつらない、うつさない、重症化させないために3蜜を
避け対策も国家的に取り組んでいます。

企業では、分散通勤、一部休暇、就労時間の短縮の他に
リモートワークで企業活動を行っています。

パスセンターでも、いち早くリモート学習・訓練を採用し、
普通に利用者さんが参加できるようになっています。

毎日20数名の方が、ズーム朝礼・ズーム講座・ズーム終礼に
参加し情報を交換しながら学習・訓練を実施しています。

★ズーム朝礼
10:00に自宅からの参加の利用者さん(全体の7割)と
通所の利用者さん一人一人が、ズームで「本日の予定・
学習内容」を発表します。
利用者さんは、身だしなみを整え、相手に不快感を与えないよう
笑顔や笑声ではっきりと爽やかに発表する訓練も兼ねています。
パスセンターから連絡事項をお伝えし、朝礼は終了します。
利用者さんは、聞くではなく聴くを学習しメモを残します。
朝礼後に「健康管理シート」に入力し送信します。

★ズーム終礼
14:00に本日の学習や訓練の内容を発表してもらい、体力アップの
ストレッチや散歩などの情報も発表してもらいます。
本日の感想や反省と次回の通所・在宅の予定を伝えてもらます。

★ズーム講座
11:00に行われるズーム講座は為になり多岐に渡ります。
コミニケーションのとり方、ビジネスマナー、SST、
社会人としての基礎知識、報告・連絡・相談の正しい方法、
エクセル・ワード・パワーポイントの学習、それらを駆使した
遊びやお絵かき、文化・芸術の見方や実施などの学習をします。
人の意見の聴き方、自分の意見の伝え方、姿勢や立ち居振る舞い、
なども学び訓練をします。
講座の感想や希望などのアンケートを集めながら、今後の内容の
充実や高度化を求め続けます。
就労が最終目標ですので、実践的面接の練習や履歴書の書き方や
訴求方法なども積極的に学習・訓練をしています。

東京都が休業要請の解除をしましたが、日立・富士通といった
大手企業もリモートワークを決定しましたし、各大学もリモート
での授業環境を整えるなど「アフターコロナ」もリモート需要は
続けられます。

 

コロナをきっかけに就活も「最終面接まではオンライン」「感染
対策しない会社は受けない」のニーズに企業も応えるようです。

企業の機密情報漏えい対策、個人情報の保護、リモートにおける
パワハラやセクハラ対策、個人と仕事人の二重関係の切り替えや
家族間での軋轢を解決することと課題はあります。
行政・企業・家庭・地域・学校・個人が色々な問題を解決しながら
リモートの効果的使用をしたいですね。

 

「集中から分散へ」の流れの中で、企業の本社が郊外に移転したり、
事務所の縮小化をしたり、マンション・公営住宅・戸建住宅での
リモート部屋が常態化するのが、現実化するかもです。

今回のリモートワークは、戦後第二の通信革命と感じています。
次回のお話は、戦後第一の通信革命=1972年の通信回線の開放による
通信機器の多様化とそれに使用する記録紙についてです。

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