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ノーカーボン用紙
こんにちは
生活支援員の高桑です。
1972年に第一次通信回線の開放で、電話回線をデータ通信に
使用可能になり時間短縮と地理的ハンディを克服し、
日本経済の発展に寄与しました。各種端末では、
複写用紙のニーズが高まりましたが、主力は、
carbon用紙の挿入や、裏カーボン紙でした。
carbonインキを塗布した複写紙やcarbon紙を挟む方式は、
汚れや、汚れたゴミを大量に排出するため、
擦れなどで手を汚さないと言う夢の科学紙=ノーカーボン用紙は
革命的で普及・定着しました。
今日の複写物の代表格のノーカーボン紙のお話です。
ノーカーボン用紙は、比較的歴史は古く、1962年から生産・販売されました。
日本経済の高度成長とコンピューターの普及に伴い、
生産量を急激に伸ばし1989年には、37万トンに達しています。
開発当初は、手が荒れる、頭が痛くなる、目が痛くなるなどの症状が見られ、
含有するPCBが問題となりましたが、即座に解決し、
PCBに代わる物質で安全性も確保し現在に至っています。
ノーカーボン用紙の複写原理
①電子顕微鏡レベルの大きさの粒子状の無色インクを詰め込んだ
カプラーと呼ばれるカプセル物質が一面に吹き付けられている。
(トップ紙・ミドル紙の裏面)
②ノーカーボン用紙の書類に筆記具などので圧力を加え、カプセルを圧力で
押しつぶすことで、染み出た無色インクが下に面する複写面(ミドル紙・
ボトム紙の表面)に塗布された発色剤と化学反応させ発色させます。
③2PLYは、トップ+ボトム・3PLYはトップ+ミドル+ボトムとなります。
4PLY以上は、間にミドルを加えていきます。
ちなみに、トップ紙はマザーペーパーと言い、ボトム紙はチャイルドペーパー
と言われています。
簡単な鋭利なペン先で発色する紙ですが、何トンの水平な金属板を落下させても
発色しないのも面白いですね。
日本でノーカーボン紙を生産しているのは、下記の5社です。
①日本製紙(品名はCCP)で占有率は27%
②富士フィルム(品名は感圧紙)で占有率は16%
③三菱製紙(品名はNCR)で占有率は22%
④王子製紙(品名はKSコピー)で占有率13%
⑤大王製紙(品名はマイクロペーパー)で占有率は22%
となっています。
次回は、ファクシミリに使う記録紙についてお話します。
時代のニーズに応える商品は、多くの利用者様に愛され、
経済の発展に寄与しています。
パスセンターでは、社会が望む人材として、働けるように毎日、
学習や訓練をしコミニュケーション力を付ける努力をしています。