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みなさんはどう感じますか?
みなさん、こんにちは。
パスセンターの小島です。
中国の昔話に渡り鳥に餌をあげるおじいさんの話があります。
ご存じですか。
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ある湖畔の近くに住んでいた老人が、散歩途中に2羽の渡り鳥を見つけました。
餌のない湖にやってきて、餌を見つけられずお腹を空かしている渡り鳥に
老人は哀れみを感じ餌をあげました。渡り鳥が餌を貪り食う姿に老人は
嬉しさを感じました。
それから毎日渡り鳥に餌をあげたそうです。
翌年、その渡り鳥は多くの仲間を連れて戻ってきました。
老人はそれをみてさらに喜び、毎日餌を与え続けました。
それは老人の生きがいにもなっていました。
渡り鳥達もその老人のやさしさに甘え、毎年この湖畔に
多くの仲間を連れて来るようになりました。
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ちょっとした親切が多くの渡り鳥を幸せにできたと考えると
なんか微笑ましい話ですよね。
しかしながら、この話には続きがあります。
ある年おじいさんが病に倒れ、亡くなってしまいました。
そのことを知らない渡り鳥達はこの年も多くの仲間を連れて
湖畔にやってきました。
おじいさんのやさしさに甘えるために。
いつまで経ってもおじいさんの姿は見えません。
それでも渡り鳥達はおじいさんを待ちました。
そして渡り鳥は餌にありつけず、餓死してしまいました。
小さな親切が大きな悪を生む話として取り上げられる話です。
何かしてあげたい気持ちはわかりますが、
それが結果相手を不幸にすることがあります。
出来ることは、やはりその人本人の力ですることが
大事だと思っています。
それでもできない時は、遠慮なく声をかけてください。
寄り添うことくらいしかできませんが。
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