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ファクシミリPart③~通信スピードとコスト低減について

こんにちは

パスセンター東戸塚・生活支援員の高桑です。

 

ファクシミリ第三弾は、

通信スピードアップとコスト低減の工夫

についてです。

 

私たちの日常生活で身近にあるOCR・OMRの光学読み取り機
は、人間の目では認識されますが、機械には「白」として
認識し読み取らない特徴を利用しています。

 

OCR・・・光学的文字読み取り装置。
通販や生協の申込用紙などです。

OMR・・・光学的マーク読み取り装置。
スピード宝くじの申込書・馬券の申込書・
入学試験の回答書などです。

 

これらのコンピューターの読み取り用の印刷物には、
人間が読む領域は、墨インクを用い、また読み取らない
ためのインクであるドロップアウトカラーの2種類が
使用されます。

ドロップアウトカラーは、読み取り機械の仕様で、
いくつかの色と種類があり、それぞれ違った分光反射率
を持っていますから、テストして相性を確認するべき
でしょう。

 

ファクシミリの送信原稿は、一定の大きさの文字を維持
したり、行や列が不揃いにならない様に、予め罫線や
マスを印刷しておくのが良いでしょう。

 

この際に罫線やマスをドロップアウトカラーで印刷する
事で、スピードアップが実現し、通信料金の大幅な低減
が可能となります。

 

新聞・報道・通信社のほか民間企業でも採用しています。

ファックスのみならずコピーなどでも、いかに無駄を
無くし生産性アップやコスト低減が出来ます。

仕事場面で絶えず工夫することが大切です。

 

図面のファックスでの送信が多くあります。

その際の注意点とルールについてのお話です。

 

どんなに正確に書いた図面も、伝送で紙が伸びたり
縮んだり・曲がったり・歪んだり・濃くなったり・
薄くなったりする可能性があります。

図面の場合は、必ず数字で(長さや高さなど)表示
することになっています。
数字を最優先に考えるが基本的な考えです。

 

カタカナは、最後の横棒は記入しないことにします。
横棒がマイナスと間違える可能性があるからです。

バッテリー⇒バッテリ  コネクター⇒コネクタ
メモリー⇒メモリ  トランジスター⇒トランジスタ

 

また数字はのゼロは、

 


と表示します。
アルファベットのオーなのか、〇印のマルと区別する
ためです。

間違えない工夫も素晴らしいですね。

 

※残念ながらこちらのブログではこのゼロスラッシュを

表示することが出来ません。

Word等でこのゼロスラッシュを表示するには

ゼロを入力した後、フォントをConsolasに変更してみて

くださいね。

 

 

就労を目指す、パスセンターの利用者さんは、社会で
役に立ち、顧客第一の考えを学習を通して学んでいます。
皆さん、周りの人からの意見を聞き一層の努力をして

います。
どうぞ、ご覧いただければと思います。

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