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袱紗と金額の書き方

こんにちは

パスセンター東戸塚・生活支援員の高桑です。

本日は、祝儀袋・不祝儀袋を包む袱紗(ふくさ)と
金額の書き方についてのお話です。

日本では、贈り物を差し上げる際にむき出しの状態
ではなく、お盆や袱紗(ふくさ)を利用する事で、
礼節を重んじる美意識を表現してきました。

水引がくずれたり、汚れない様に、また角が折れない
ようにとの配慮から使われています。

様々な色がありますが、慶事と弔事では出来れば分けて
考えたいですが、どちらにも使えるもので充分です。
慶事・・・暖色系やパステルなどの明るい色。
弔事・・・寒色系やくすんだ色が適当。
紫・グレイ・紺・・・どちらでもOKです。

また、袱紗ない場合は、ハンカチなどでの代用OKです。

袱紗での祝儀袋・不祝儀袋の包み方も違います。
右開きが慶事、左開きが弔事とお覚えておきましょう。

金額の書き方について
★なにも書かれていないと、うっかり他の人と交ざって
しまった際に、誰がいくら包んでくれたか分からなく
なってしまうので、きちんと書くのがマナーです。

★金額は、漢数字を使って楷書で書きましょう。
一は壱、二は弐など独特のな書き方が特徴です。

★「一、二、三」でも決していけないわけではあり
ませんが、一本線を加えると簡単に数字が書き換える
事が出来るため、改ざん防止の為、昔からこのような
難しい字を使う習わしになっています。

5,000円⇒伍千円   10,000円⇒壱萬円
20,000円⇒弐萬円   30,000円⇒参萬円
50,000円⇒伍萬円   100,000円⇒拾萬円

時代と共に、使われなくなったり、変化したりはあり
ますが、日本独自の相手を敬う心がベースに育まれた
伝統を大切にしたいものです。

大勢の参列ある葬儀での焼香などでは、宗派の違いで
やり方も違いがあると思いますが、時間を掛け過ぎずに
心から弔うことを考え、1回の焼香にする等です。

パスセンターでは、就労してからも人や会社の歴史を
重んじることを学習や訓練で学んでいます。

パスセターの共に尊敬しながら良い人間関係を築く
姿勢を見学していただけたらと願っています。

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