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バリアフリーは本当に安全??
みなさん、こんにちは。
パスセンター東戸塚の小島です。
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」 が、
2006年に施行され、「バリアフリー」という言葉を知らない方は
殆どいないと思いますが、バリアフリーの意味を理解している方は
どれくらいいるのか疑問に思うことがあります。
バリアフリーとは
「高齢者や障害者が社会生活を送るうえで障壁となるものを取り除くこと」
とされています。
この十数年、設備のバリアフリー化は素晴らしい成果を遂げてきました。
しかしながら、設備等が改善されたとしても、対象者が使いやすいものに
なっているかというと、そうではなかったりします。
例えば、電車の優先席に杖やヘルプマークを付けているかたがいても
お構いなく平気で座る非対称者。商業施設のフードコートで走り回る
子供を放置する保護者。などなど
ある高齢者が言っていた言葉を思い出します。
段差をなくしてくれて本当に楽になった。その一方で商業施設は子供が
走り回っていてぶつかりそうになったことが多々あった。親御さんは
知らんぷり。挙句の果てには「あなたがそこにいるのが悪い」と言って
来る方もいたと。
せっかくの設備環境が台無しですね。
現在のバリアは、「環境」よりも人々の「心」なのかもしれませんね。