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あなたはどちらのタイプ?

こんにちは

パスセンター東戸塚・生活支援員の高桑です。

 

当センターでは、「社会が求めている人材になろう!」
をテーマに学習や訓練に励んでいます。

コロナという怪物が全世界に猛威を振るい、働き方も
大きく変わり、働く要望も変わってきています。

 

いち早く、在宅での働き方やオンライン学習を取り入れ
いまや全員が何の抵抗もなく使い熟すようになりました。

私たちは、障害を持ちながらも就労を目指し、スキルを
高め、コミニケーション能力をつけ、毎日健康で働ける
体力や気力の充実の鍛錬もしています。

 

 

就職することが目的でなく、就職を通して社会と接点を
持ち、社会に貢献できることでの幸せを求めています。

 

 

 

本日は、「あなたは、カミソリ人間、それともナタ人間
のどちらを目指しますか?」についてのお話です。

 

 

 

人を刃物に例えるなら、

「頭が切れ仕事の早いカミソリタイプ」

「鈍重で仕事の遅いナタタイプ」

があると言われています。

 

カミソリタイプが1週間で済むところを1か月前から始めて
なんとか間に合うナタタイプ。

 

ナタタイプの仕事が遅いおかげで得したこともある。
仕事が遅い分何事にも早く手掛けるクセが付くことです。

ナタタイプにはナタタイプなりの戦い方がある。
カミソリタイプの切れ味の鋭さ、少し手元が狂っただけで
自分の指を切ってしまうことがある。

その点、ナタは切れ味が鈍いので、自分の指を切ることは
ない。

 

「運・鈍・根」のうちナタタイプは、

2ツが備わっています。
事を成し遂げるに必要な「鈍さ」「根気」です。

 

カミソリのようにスパッと鋭くは切れませんが、何度も
何度もナタを振って大きな仕事も何とか切り倒してきた
からです。
1回で切れなくても、2回・3回と時間をかけて切れば良い
のです。
大きな仕事を成し遂げるのはカミソリでなく、ナタである
ように思います。

 

これまでが一般的に言われる「カミソリとナタ」です。

 

私は、「ナタは、大木をも切り倒すが、刃を丁寧に磨けば、
カミソリにもなる。」と理解している。

その折々に何を使うかが大切なのではと思っています。

 

いずれにしても

「失敗を恐れず経験しよう。」

「諦めず、続けることから答えを出せる喜びを知ろう。」

を普段の学習で体験してもらっています。

 

打たれ強い鈍さを持つことには、傷つかない心の鍛え方が
必要で、仕事を通して慣れ鍛えられます。

併せて人の痛みを分かる、人間としての魅力も付きます。

厳しくも楽しいパスセンターの学習や訓練を見ていただけ
たらと心より思います。

 

 

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