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【パスセンター東戸塚】正月の飾り付け

こんにちは。生活支援員の高桑です。

 

今年も残すところ後20日となりました。

 

いつの世も新しい年を迎えるにあたり、お正月飾りを

準備して幸せを願うかもしれませんね。

 

古くから受け継がれてきた風習を改めて見直すのも
新鮮で素晴らしいことでよね。

 

 

今日は、

 

鏡餅と飾りの意味を伝えさせてもらおうと思います。

 


「鏡餅」の意味は、

昔は鏡が円形だった事から「鏡餅」と言ったようです。

円形に作った餅の大小2ケを一重ねにしたもので、

 

「神様へのお供え物」

 

として飾ります。

 

大小2個を一重ねにするのは、陰と陽{月と太陽}を
表しており、2つ重ねると福徳が重なり縁起がいいと
言われます。

 

 

「飾り」の意味は、

●裏 白:シダの一種で表面は緑色、裏面は白です。
葉の模様が対になっているので夫婦仲良く、
白髪になるまでの長寿を祝うことを意味します。

 

●譲り葉:新しい葉が出てきてから古い葉が落ちるので、
家督を子孫に譲り、家系が続くことを意味します。

 

●昆 布:喜ぶことを意味します。古くは、昆布の事を
広布(ひるめ)と言い、喜びが広がる縁起物です。

 

●橙  :代々とも書く。
一本の木に何代の実がなることから、長寿の家族に
見立て、家族繁栄・代々家が続くことを意味します。

このように縁起の良いものを飾るのですね。

飾る日にちは、12月13日から30日の間に限ります。

 

29日は苦餅・二重苦と言って嫌われます。

 

31日は一夜飾りと言って不吉を嫌い、飾らないことに
なっています。また、貧乏人がすることと言われ
嫌われてきました。

 

28日は、「八」は末広がりとして縁起良く好まれています。

 

30日もOKです。

 

昔から冠婚葬祭以外にも、
契約をする時、お祝い品を買う時、持っていく時、見舞いに
行く時、引っ越し、納車、家を建てる時、宝くじを購入する時
等々に六曜を参考にする場合が多いですね。

 

 

 

六曜も簡単に説明します。

「先勝」(せんしょう・さきがち)
午前中は吉・午後は凶

 

「友引」(ともびき)
朝・晩は吉・正午は凶
凶事に友を引くと言う意味もあり葬儀は慎む日

 

「先負」(さきまけ・せんぷ)
午前中は凶、午後は吉

 

「仏滅」(ぶつめつ)
仏も滅亡するような最悪の日

 

「大安」(たいあん)
「大いに安し」の意味で、万事に用いて吉
婚礼などの祝儀には特に吉し

 

「赤口」(しゃこう・しゃっく)
正午のみ吉で他は凶
祝い事は大凶とされ、赤い血を連想させるので、
大工・板前など刃物を使う人には要注意

 

気にする人々が多いので、
知識として覚えてもらえればと思います。

 

パスセンターの通所期間中は、受験生や目標を立てて
邁進する人と同じく、例年の正月と違い、ある意味では
返上しながら奮闘しているのが実情です。

 

利用者さんは明るく楽しく厳しく、学習や訓練に
精進しています。

 

巣立ったOB・OGの方も折々に顔を出してくれ、
アドバイスやエールを送ってくれ、

 

温かい空気が広がっています。

 

是非是非、見学してくださる日を楽しみにしています。

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