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伝えるって意外と難しい。。。

皆さん、こんにちは。

パスセンター東戸塚の柴田です。

 

12月とは思えないほど暖かい一日でしたね。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて本日は、

パスセンターが所属している社会福祉支援研究機構から

講師の大貫さんをお招きして、

 

コミュニケーションアップのためのグループワーク

 

が行われました。

 

 

今日のグループワークの目的は2つありました。

 

人によって伝わり方が違うことを理解する

チーム全員が同じレベルでの情報共有ができるようにする

 

ということです。

 

この二つを意識しながら、グループワークに取り組みました。

 

 

まず最初に出されたお題では、伝える練習をしました。

 

 

大貫講師から次の<指示>が出ました。

皆さんもぜひメモを用意してチャレンジしてください。

 

<指示>

「これから伝えるものを聞いた通りに記入してください」

「まず、真ん中に『しかく』を書いてください」

「その上に『まる』を書いてください」

「下には『ばつ』を書いてください」

「しかくの横に『じゅうじ』を書いてください」

 

 

ある参加者は下の写真のように書きました。

 

 

参加したほとんどの方が同じような図形を書きました。

 

皆さんはどのように書きましたか?

 

 

でも、本当に大貫講師が伝えたかったのは、

 

「図形を書く」ではなく「文章を書く」

 

だったのです。

 

つまり、言ったことをそのま文章として書くことが

大貫講師の指示だったのです。

 

「図形」が間違いで、「文章」が正しいということではなく、

 

大貫講師が

「伝えたかったことは伝わらなかったという事実」

が浮かびました。

 

 

その後、各チームで伝える練習をしてみましたが、

 

これがまた

難しい

どう伝えれば相手に伝わるのか工夫を凝らして練習しました。

 

 

伝える練習後は、「おもしろ村」というゲームをしました。

 

それぞれが受け取った指示書を見ながらグループ全員で

情報を共有し、指示されていることが何かを探し、

答えを導き出すゲームです。

 

このゲームには、

コミュニケーションを取るというだけでなく

リーダーシップを取るというテーマ

も隠されていました。

 

グループ全員、情報量は同じであり、目標の明確化や

共有化への働きかけ、時間管理をする方、記録を取る方、

等様々な役割の中でリーダーシップをとっていくことが

とても大切であることが隠されていました。

 

皆さん、活発に意見を出し合い、答えを導き出していました。

 

 

終わった後の感想には

 

・聞き手に理解してもらうことに難しさを感じた。

・先入観を捨てなければいけない。

・話しやすい雰囲気を作ればよかった。

・リーダーシップを取れなかった。

等、皆さんそれぞれに気付きがあったようです。

 

最後に講師より、分かりやすいコミュニケーションを取るには、

工夫と準備が必要だとのお話がありました。

 

簡潔明瞭に伝えること

内容が優れている(事実と意見を明確に分ける)こと

伝え方が優れている(結論から話等、話し方を工夫する)こと

 

このようなことを意識して相手に伝えることで、

理解されやすいコミュニケーションになります。

 

このようにパスセンター東戸塚では

 

コミュニケーション能力を上げるためのプログラム

 

を定期的に行っています。

 

通常は毎週金曜日の午後の時間です。

 

是非見学にいらしてくださいね。

 

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