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祝箸を使おう!

こんにちは

生活支援員の高桑です。

 

その週の最高記録と有り難くないコロナ感染者数が
連日報じられていますね。

年末年始は、ステイホームの要請も出ています。

ご家族で静かに揃っての食卓を囲む光景が多く
なるようです。

 

 

今日は、正月の「祝い箸」についてのお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝い箸は、大晦日に家長が名前をそれぞれの箸袋に
記入し、箸を神棚などに供えておくのが習わしです。

 

その箸を元旦に用いたら自分で清め(洗って)松の内
(元旦から7日)同じ箸を使います。

 

祝い箸は両方使えるようになっていますが、片方は
人間(自分)が食べる時に使い、もう片方は神様が
使うとされているので注意しましょう。

 

大勢が集まる時に、お箸をひっくり返して使うことは
タブーで、取り分け用の箸を準備しておきます。

取り分け用の箸は、「海山」「組重」などと書きます。

長さは、24㎝(八寸)で八の数字が末広がりで縁起が
良いからと言われています。

 

祝い箸の素材が、柳の木を使う理由は、①柳の木は
立春の後、春一番に芽吹くためおめでたい木とされ、
水分を多く含みしなやかで折れにくく丈夫だからと
言われています。②邪気を払うお祝いに相応しい素材
で「家内喜(やなぎ)」の語呂合わせで縁起を担ぐ
為とも言われています。

 

中央のふくらみが米俵に見えるため(俵箸)とも言われ
五穀豊穣の願いが込められていたり、子孫繁栄を願って
(はらみ箸)とも呼ばれています。

 

処分は、自宅でするのではなく、感謝の気持ちを込め
天に返す「お焚き上げ」の際に一緒にしてもらうのが
いいと言われています。

 

神社に行けない場合は、良く洗いお塩で清め袋に入れ
「護美」として出すのも良いと思います。

 

 

 

 

祝い箸について、色々と書かせてもらいました。
きちんとした作法で食べれば目上の方から「しっかり
しているね。」と思われるかもしれませんね。

 

パスセンター東戸塚では、昔からの習わしや行事についても
社会で役立つ講座として取り入れています。

皆様、厳しい状況ですが、うつらない・うつさないに注意
し佳き年をお迎えください。

 

パスセンター東戸塚は、12月30日から1月3日までが
年末年始の休みとなります。

 

休みにリフレッシュして、学習・訓練に励みます。

明るく前向きなパスセンターを、輝く利用者さんを
見に来てください。 お待ちしています。

 

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