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甘いものは別腹?
こんにちは
生活支援員の高桑です。
本日は、「甘いものは別腹」についてのお話です。
美味しい料理をお腹一杯食べて「もう何も入らない」
と思っていても食後のデザートが出てきた瞬間に
まだまだ食べれそうと思い、美味しく食べれたりした
経験がありますよね。
別腹は本当に存在するの?
満腹でも甘いもの(好きなもの)が食べれる理由?
別腹は、満腹状態からできるものですので、「満腹
状態とは」をご説明します。
満腹感は胃袋いっぱいに食べ物があると感じられもの
だと思いますよネ。
それも満腹感の一つですが、それだけではないのです。
食事をすると、ブドウ糖が血液に吸収され血糖値が
上昇します。
大脳は胃が大きくなっていることや、血糖値の上昇
を感知し、脳が満腹状態のサイン出します。
これが「満腹」と呼ばれる状態です。
胃袋に食べ物が詰まっているだけでなく、脳から
サインが出ているんですネ。
さっきまで満腹でないの食べられないと思っていた
のに、「甘いものを見ると平気で平らげてしまう」
これぞ「別腹」の出現です。
満腹時に好物の食べ物を見ることによって、胃や
消化管の運動が活発になります。
その結果、先に食べた物を小腸に押し込んでしまう
ことになります。
小腸に押し込んだ分、胃にはスペースができます。
これが「別腹」です。
好物を見ると、脳からオレキシンというホルモンが
分泌され、食欲を刺激し別腹を発生させます。
満腹状態と同じで、「別腹を作るのもやはり脳が
関係しているのです」ネ。
別腹は、甘いものに限らず、肉の好きな方には肉
でも、魚の好きな方には魚でも出現します。
別腹が出来て食べられるからと言って、食べ過ぎは
身体には相応の負荷が掛かっている状態です。
くれぐれもご注意を!!
パスセンター東戸塚の利用者さんは、皆さん輝いて
います。
就労という目標に向かって日々黙々と学習や訓練に
向き合い成長しています。
1年前、数か月前、「この目標はできそうにない」と
心から思ったのに、今はできているを実感する
利用者さんが殆どです。
向上心や探求心を持つことで、脳に「別脳」を作り
新知識を格納できるのではと思います。