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「いただきます」と「ごちそうさま」

こんにちは

生活支援員の高桑です。

今日のテーマは、「いただきます」と「ごちそうさま」
についてです。

 

 

「いただきます」の語源は、
「いただく」は神様にお供えしたものを食べるときや、
位の高い方から物を受け取るときに、頂き(いただき・
頭の上)にかかげたことから、「食べる」「もらう」の
謙譲語として使われるようになったと言われています。

次第に、食事を始める前に「いただきます」と言う
ようになり食前の挨拶として定着しました。

「いただきます」の2つの意味
①食事に携わってくれた方々への感謝
料理を作ってくれた方、配膳してくれた方、野菜を
作ってくれた方、魚を獲ってくれた方など、その
食事に携わってくれた方々への感謝の「こころ」
を表しています。

②食材への感謝
肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命がある
との考え「○○の命を私の命にさせていただきます」
とそれぞれの食材に感謝しており、こちらが本位と
いわれています。

 

「ごちそうさま」の語源は
「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」。
昔は今のように冷蔵庫もスパーマーケットもなく、
食材を揃えるのは大変なことでした。
「馳走」は走りまわるという意味で、食事を出して
もてなすために奔走する様子をあらわしています。

やがて丁寧語の「御」をつけ「御馳走」にもてなすと
いう意味が含まれるようになり、贅沢な料理を指すよう
にもなりました。

色々と大変な思いをして食事を準備してくれた方々への
感謝を込めて「様」がつき、食事の後に「御馳走様」と
挨拶するようになりました。

 

「いただきます」「ごちそうさま」には、日本人の考え方や
食文化が色濃く反映されています。

何気ない挨拶ですが、意味を知って使うと、「こころの
栄養」に繋がりますよネ。

 

パスセンター東戸塚では、利用者さん同士や関わる全ての
人々への感謝の気持ちと「敬いの心」を大切にしています。

そんなパスセンター東戸塚の見学、体験をしてみませんか?

 

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