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姫沙羅の木
こんにちは
生活支援員の高桑です。
マンションの敷地内の庭に今年も姫沙羅の木が白い花を
つけました。
日本では別名、夏椿と呼ばれています。(椿は花の形の
まま、ぽろっと落ちてしまうからと思われています。)
沙羅の樹は、仏教において三大聖木の一つと呼ばれ、お
釈迦様が入滅した場所に生えていたと言われています。
沙羅双樹には花言葉はつけられていませんが、姫沙羅には
「愛らしい」「謙虚」の花言葉があります。
「平家物語」の「沙羅双樹の花の・・・・・」の一文に
仄かに咲いて散り急ぐ姿ははかなさも感じます。
出窓から見える姫沙羅の薄緑の葉は陽光に透け、小さく
も楚々とした白花に安らぎとさ清やかに癒されます。
沙羅の花が六月の日を浴び透き通った感じで光る姿も良
いが、雨に濡れ雨を吸って咲く風情に味わいがある。