ブログ Blog

節分と豆まき

こんにちは。

パスセンター東戸塚生活支援員の高桑です。

 

今日は節分と豆まきについてお話します。

 

 

各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を

「節分」

と言います。

 

旧暦の12月末日(大晦日)と立春前日の節分は、
年越しの日と意識されています。

 

2月3日の節分は、「鬼は外、福は内」と声を出しながら、
福豆を撒いて、年齢の数、もしくは、1つ多く豆を食べて、
厄除けを行う行事です。

 

邪気除けに柊鰯なども飾ります。

 

 

地方・神社・家々によって違いもあります。

 

群馬県鬼石町では、毎年節分で追い出された鬼を
全国から呼び入れる「鬼恋節分祭」が開かれます。

 

「福は内、鬼は内」と声を出します。

 

奈良県吉野山の金峯山寺蔵王堂では、「福は内、鬼も内」と
言いながら鬼を集め、仏法の力で改心させると言います。

 

悪鬼・罪鬼の息の根を止めるまで闘うのではなく

「適当に戒め、平和的に送り出す」

は、いかにも日本的であり、日本人好みがしますよネ。

 

ちなみに、我が家の「豆まき」をお知らせします。

 

もっぱら鬼は父親が扮し、父不在の場合は
長男がピンチヒターで鬼になります。

 

子どもたちは、鬼退治のヒーローになり
桝に入れた沢山の殻付き落花生を

「鬼は外、福は内」

と大声を出しながら投げつけます。

 

逃げながら鬼は、

「おひねり」

にしたメモ用紙を床に置きます。

 

子どもたちは必死にメモ用紙を拾い、幸運の強さを競います。

 

セレモニーの後は、歳の数の落花生を食べ、
メモに書かれた賞品(本・おもちゃ・お菓子など)を
母親から受け取ります。

 

煎り大豆でなく落花生を使う理由は、衛生的であること、
雪の上に撒かれても拾える事です。

家庭・地方によっての違いを調べ、
「節分の意味」
を考えるのもいいことですよネ。

一覧へ戻る
お気軽にお問い合わせください
045-443-6334