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令和4年度 障害者雇用状況の集計結果について

みなさん、こんにちは。

パスセンター東戸塚の小島です。

 

昨年末に厚生労働省から「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」が

発表されました。ご覧になりましたか??

 

 

「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」とは

 

障害者雇用促進法に基づき、昨年6月1日に者の雇用状況について、

障害者の雇用義務のある事業主に報告を求め、集計したものです。

 

今年も過去最高を更新し、全国の平均雇用率も2.25%まで上がりました。

そして民間企業に雇用されている障害者の数も50万人の大台を超え、

51.6万人になりました。昨年は49.9万人でしたから1.7万人増えましたね。

 

61万人では?

 

と思う方もいると思いますが、61万人は実数ではなく、障害種別や等級により

雇用カウントが異なりますので、実際の雇用者数は51.6万人になります。

 

例えば重度の身体障害者を週の所定労働時間30hで雇用した場合、

2名雇用したとしてカウントできます。短時間(30h未満)の場合は

1名雇用したとしてカウントされます。

 

これが軽度の身体障害者の場合は、上記の半分になります。

週の所定労働時間30h以上 … 1カウント

週の所定労働時間30h未満 … 0.5カウント

 

つまり

重度の障害者の雇用が多ければ実際に雇用されている人数より多くなり、

軽度の短時間労働者が多ければ実際に雇用されている人数より少なくなります。

 

この数字をみると

重度の障害のある方が週30h以上で働いている割合が多いことが分かります。

また、短時間(週30h未満)で働かれている方はそれほ多くないとも言えます。

 

重度の障害者を雇入れるには環境整備が必要になりますが、

それでも企業は積極的に受入れているようですね。

 

ある人事の方は

「身体障害者の場合、何をどう配慮すればいいか分かりやすい」と

話されていました。

 

逆に言うと

「精神障害者の場合、何をどう配慮すればいいか分かりにくい」と

言い換えることができます。

 

さらに

「何をどう配慮すればいいか分かりやすいと雇用しやすい」と

言い換えることができます。

 

「何をどう配慮すればいいか」を伝えられていないのが現状のようです。

 

何に困っているか説明できるといいですね。

 

 

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