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枯れない花~鈴木大輝のパスセンター生活を振り返って~ 第六章 出会いも別れも突然に

皆さん、こんにちは。支援員の眞部です。

 

土曜日にブログ更新したばかりですが、またお邪魔します。

それにしても、暑いですね。そろそろ夜も暑くて、寝苦しく

なってきました。自分はあまり冷房が得意ではないので、扇

風機が早速大活躍中です!

 

皆さまから「早く!早く!」って声が聞こえてきましたので

卒業生の小説の続きをお届けしますね!

 

 

第六章 出会いも別れも突然に

 

 

 

新しい環境に順応するのに、少し時間がかかった。私の課題

の一つであった新しい環境への順応の遅さが、足をひっぱっ

ていた。

でも、プラザの利用者や支援員が温かく出迎えてくれたおか

げで、少しずつだが環境に適応できるようになった。苦手だ

った悩み事の相談も、なんとか出来るようになっていった。

現実こそ応募したい企業が見つからない状況が続いていたが。

ある日、私はとある求人情報を見て、目の色が変わった。

デザイナーアシスタント。

絵を描くことは大の苦手だったが、パスセンター上大岡に在

籍中、事業所内イベントのチラシを大量に作っており、まさ

しく自分のやりたい仕事だと感じた。

私はすぐに求人票を印刷し、支援員に見せた。あっている仕

事ではないかと言われ、すぐに応募書類の作成にとりかかっ

た。文字通り血眼になりながら、書類を作り上げていく。

珍しくやる気を見せていた中、ある日突然施設長に呼ばれた。

私がまた何かやらかしたのかと心配になったが、施設長から

はこう言われた。

「東戸塚に移籍しないか」

ただただ驚いた。プラザに来てから、三か月も経たない中で

の話だったからである。

それでも、すぐに答えは出た。

「移籍します」

今思えば、あの時の決断は単なる逃げの意識だった。上大岡

から、というよりは施設長から離れたかった、という思いが

強かったのである。これ以上、傷つきたくなかった一心の決

断だった。

応募しようとしていた求人の応募書類を急ピッチで仕上げ、

後腐れはなくなった。

求人の話を東戸塚側に引き継いでもらった。そして、プラザ

の支援員の盛大な応援を受けて、少し清々しい気持ちで、プ

ラザを後にした。

 

 

…またいいところで終わっちゃいましたね。

次回も乞うご期待!!

 

 

パスセンター東戸塚にぜひ一度見学にいらしてみませんか?

支援員一同心からお待ちしています。

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パスセンター東戸塚

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メール higashitotuka@passcenter.jp

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