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枯れない花~鈴木大輝のパスセンター生活を振り返って~ 第七章 新天地にて
皆さん、こんにちは。支援員の眞部です。
さぁ、やって来ました暑い夏!! サマー!! サマー!!
真夏日大好き人間の私としましては、ベストなシーズンなの
であります。
皆さんも、思い切り夏を楽しんで下さいね。
では、ちょっとお待たせしました。卒業生の小説の続きをお
届けします!
第七章 新天地にて
紆余曲折の果てに、私はパスセンター東戸塚にやってきた。
心の中では、期待半分不安半分といった感覚だった。とはい
え、応募していた求人の面接が迫っていたため、四の五の言
っていられる状態ではなかった。
東戸塚での訓練を始めてすぐに、面接練習を行った。初対面
の支援員との練習は、かなり緊張した。私は出来る限りのこ
とをして、その求人で就職を決めようとしていた。
面接当日もそれなりに話せた。就職への期待は膨らんでいた。
でも、現実は残酷だった。面接から二日ほど経ったころ、企
業側からいわゆるお祈りメールが届いた。ただただ絶望した。
これでもダメなら、何をすればいいのかと、思考は止まって
しまった。
しばらくして、調子は少し戻った。だが、面接に落ちたダメ
ージは大きかった。どんな求人を見てもどうせ続かないから
とすぐに諦め、何も考えず画面をスクロールするだけの日々
が続いた。いつも眠気に襲われ、支援員から心配される日々
が続いた。
面談は、主に支援員側からの提案だったが行っていた。雑談
したり、まじめな話をしたり。しかし、どんな話を聞いても、
どんな事を話しても、心が晴れることはなかった。結局、自
分なんてものが一番信用できないのだと、本気で思っていた
からだ。話を聞いたとて、何も実行できないことを、自分が
一番よくわかっていたからだ。
そうして、訓練自体は行っていたものの、時間だけが過ぎて
いく状況が続いた。
このまま終わればいい。その後のことは、その時に考えよう
と心に決めていた。
続きは、また今度っ!! お楽しみにっ!!
パスセンター東戸塚にぜひ一度見学にいらしてみませんか?
支援員一同心からお待ちしています。
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パスセンター東戸塚